スイス 山岳ホテル  No.2


場所はアルプス一の名峰を眺める特等席!山小屋の佇まいと高級ホテルの雰囲気を同時に感じる山岳ホテル

マッターホルンが一番美しく見える、北西稜を正面に見る山の中腹に最初にホテルが建てられたのは1853年。そのホテルがここで紹介するスイス 山岳ホテルのリッフェルハウス 1853です。
ゴルナーグラート登山鉄道のリッフェルベルク駅で下車し、ホテルの前までやって来ると、150年以上も前にここにホテルが建てられた理由が理解できます。クラシックな外観のホテルは長年アルプスの風雪に耐えた山小屋のような佇まいですが、2014年のリニューアルを経て、内部はオシャレで高級感が漂う大都市のブティックホテルのような空間。すばらしい景色だけでなく、このギャップがここでの滞在をさらに魅力的なものにしています。
2014年からはスパエリアもオープン。マッターホルンを正面に眺めながらのサウナ、そしてオープン・ジャグジーが楽しめるのはここリッフェルハウス 1853だけの体験です。



外観 ● Exterior

まず目につくのは各部屋の窓の両側にある真っ赤な鎧戸。1階レストランの外に積まれた薪とあいまって、昔ながらの山小屋の雰囲気を感じさせる外観は、ツェルマットで2番目に古いホテルとして歴史 を感じさせます。

内装 ● Interior

クラシックな雰囲気のままのレストランとリニューアルの際にモダンなデザインを取り入れたロビーやサロン。雰囲気の異なる空間が同居する内部に共通するのは、石材と天然木を巧みに配した自然素材の温かさとデザイン性です。


客室 ● Guest Room

25の客室のうち16室はマッターホルンが見える部屋で、そのうち4室がジュニアスイートです。いずれも天然木の優しい風合いが感じられる部屋。すべてシャワー・トイレ付です。リニューアルの際、マッターホルン側の部屋の一部にバルコニーが取り付けられました。誰にも邪魔されないマッターホルンを眺める特等席です。

施設 ● Facilities

定員60名のシックな雰囲気のメインダイニングは、窓の外にマッターホルンなどの名峰が連なるすばらしい景色とともに伝統的なスイス料理が楽しめます。日中は広いテラスに設置されたテーブル席とともに一般の方も利用することができますが、夜7時以降は宿泊者専用となります。貸切ができるパーティールーム(30名)、おしゃれなバーの他、ウェルネスエリアを備えます。



歴史